日本全国ビールを呑み歩き
momoharu302c.hatenablog.com
毎年クラフトビール100杯飲んで。
びあけん2級も取得して。
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ふと、思った訳です。
ビール作ってみたい。
ただ、残念なことに日本には酒税法なるものがあり。法律としてお酒を作ることは禁じられている訳です。
ただ、作ってみたい。
そもそも、日本でこそ禁止されている酒造りですが、アメリカなどホームブルーイング(自家醸造)が盛んで1つのカルチャーとなっている国もあります。
www.jbja.jp
韓国では、ビール醸造機なるぶっ飛んだマシンまで販売されている。
techable.jp
法律で禁止されているのはわかった。
でも、造りたい. . . . .
ここで、1つの疑問が生じる。
そもそも、酒税法って何?
①そもそも、酒税法って?
酒税法って?
・酒類には、この法律により、酒税を課する。(第1条)
・この法律において「酒類」とは、アルコール分一度以上の飲料(薄めてアルコール分一度以上の飲料とすることができるもの又は溶解してアルコール分一度以上の飲料とすることができる粉末状のものを含む。)をいう。(第2条)
・酒類を製造しようとする者は、政令で定める手続により、製造しようとする酒類の品目(別に、製造場ごとに、その製造場の所在地の所轄税務署長の免許(以下「製造免許」という。)を受けなければならない。ただし、酒類の製造免許を受けた者が、その製造免許を受けた製造場において当該酒類の原料とするため製造する酒類については、この限りでない。(第7条-1)
難しい言葉が並びますが、ざっくり言うと
1%以上のアルコールには税が課せられて、製造には製造免許が必要だよ。
ってことです。
これに反すると、10年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せられます。
法律の目的には3つのことが考えられる。
・税収の確保
・酒造メーカーの保護
・安全性の確保(お酒はアルコールという人を酩酊させるリスクを持つ飲料であり、かつ腐敗など人に有害なバクテリアが繁殖する可能性もある為)
酒税法を理解したところで、ふと思う。日本でも酒税法に即してビールをつくる方法はないのか. . . . .
実はあるんです。
②日本でもビールを作る方法。
日本の酒税法では全ての1%以上のアルコールには税が課せられ、製造には免許が必要になってきます。
裏を返せば
1%以下なら自家醸造しても法律上、酒とは認めれられないので問題ないんです!
日本でもアドバンストブルーイングという会社が日本の酒税法に即したホームブルーイングを提案しています。
▼こちらの本は実際にビール造りに興味があるって人にオススメ
③実際にビール作ってみた。
そんな訳で実際に作ってみた!
使うのはアドバンストブルーイングの手作りビールキット。
advanced-brewing.com
今回作るのは最も手軽な方法。
ホップ入りのモルトエキスとイースト、砂糖のみを発酵させて作ります。
モルトエキスはハチミツのように粘性があります。麦を濃厚にさせて甘くした香りがします。
こちらを湯煎して、イーストを加えて攪拌。
このまま、19℃から26℃の温度で発酵をさせていきます。この一次発酵を1週間。
そこから、二次発酵用の砂糖を加えてペットボトルに瓶詰めして2週間。3週間でできちゃいます。
注意事項としては
・酒税法を守る為レシピの徹底。モルトエキス、イースト、砂糖の量の調整。
・菌の繁殖を抑える為、容器、道具の消毒の徹底。
これさえ守れば私のような初心者でも安全に法律の範囲内でブルーイングができます。
では、実際の味はというと...
麦汁の甘みを添加したアサヒみたいな味。ビールの工場見学などで飲めるビールの麦汁をちょっとお酒っぽくした味がします。
めちゃ美味い!という訳ではないですが想像以上に1%以下ビールでも想像以上にビールに近い味がします。
実際にやってみると
・ビール造りの工程がイメージが湧く
・発酵の過程を体験できる
つまり、1%ビール自体はめちゃくちゃ美味しいものではないですが
ビール造りをすることでクラフトビールをもっと美味しく、もっと楽しむことはできます‼︎
そんな訳でクラフトビールを楽しみたい、発酵を体験したいって人はビール造りオススメです。
私が使用したアドバンストブルーイングのキットだと6000円から出来ます。
▼オススメのクラフトビールはコチラ
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▼発酵に興味があるならコチラの本もオススメ。