これを読んだら勝負事に強くなる。
そんな本があったとしたら読みたいと思わないだろうか?
私はというと、そんなものがあるのならば
喉から手が出るほどに読みたい。
話は変わって先日、スマブラが怪物級にお強い方と話をさせていただく機会があった。
大会にも出られていて
正に戦士と言ったところ。
話の中でこんな疑問をぶつけてみた。
私
「どうやって、こんなにスマブラ強くなったんですか?やっぱり、最近だと強い人のプレイ動画観たり、分析したりするんですか?」
スマブラの方
「いや、1番参考になったのは
漫画のワールドトリガーだね。」
私
「!?」
プレイ動画でもなく、何か難しい本でなく
まさかのジャンプ漫画. . . . .
確かに、
漫画は時にあらゆることを教えてくれる。
もしかしたら、
勝負事におけるヒントも漫画で学ぶことができるかもしれない。
そう。ワールドトリガーで。
ワールドトリガーとは、「門」によって異世界と繋がってしまった三門市にて
異世界からの侵略者"ネイバー"と
異世界防衛機関"ボーダー"と戦いを描いたジャンプ漫画。
これだけ、書くと
「よくあるジャンプ漫画じゃん」
と思われる方もいるかもしれない。
ただ、ワールドトリガーの面白さは
あらすじだけでは説明できない。
ワールドトリガーは
遅効性SFなのである。
『ワールドトリガーを読んだら
勝負事に強くなるのでは?』
そんな仮説と希望を持って実際にワールドトリガー読んでみました全19巻。
まず、ぶっちゃけてしまうと
最初はパッとしない
決して、つまらない訳ではない。
ただ、ページを捲る手が止まらないような突き抜けた面白さがあるかは微妙である . . . . .
4巻までは。
4巻からはワールドトリガー独特の面白さからページを捲る手が止まらない止まらない。
4巻まで読んでしまえば
19巻はすぐ隣。
その面白さはどこにあるのかといえば
○非力なメガネな主人公「三雲」が
非力ながら最善手を模索する様
○ありそうでなかった緻密な集団戦
この2点に尽きる。
主人公の1人である"非力なメガネ"三雲。(以下、メガネ)
この主人公、実に非力なのである。
. . . . .乏しい戦闘力、少ないトリオン(マナ的なもの)、突出した武器や才能も持ち合わせていない。
ジャンプ漫画にありがちな
土壇場の土壇場で覚醒!!!
みたいな展開もない。
では、メガネはどうするのか?
. . . . .考えるのである。
"戦術"によって、現在のリソースでの最善手を打ち。相手を上回る。
その瞬間には、確かな突き抜けた面白さがある。
だが、ワールドトリガーの面白さはこの点では留まらない。
なんたってメガネは弱いのである。
考えたって、弱いものは弱いのである。
どれだけ、弱者が考えを巡らせようとも
圧倒的なリソース、突出した才能、重ねた経験に裏打ちされた強さの前では無力である。
ただ、ワールドトリガーは
集団戦なのである。
集団戦であり、乱戦。
そこには、1対1の戦闘では含まれないあらゆる要素が発生する。
1対1では勝率0%でも
集団戦であれば、戦術が入り込む余地がある。
○非力なメガネな主人公「三雲」が
非力ながら最善手を模索する様
○ありそうでなかった緻密な集団戦
この2つが噛み合うことで産まれる
爆発的は面白さ
これこそがワールドトリガーなのである。
ところで、ワールドトリガー全巻読んだら
何か勝負事に強くなったりするのか?
結論から言うと。
ワールドトリガーはそれを読むことで勝負事でスパスパ勝てるよう万能の書ではない。
ただ、ワールドトリガーには
他の漫画にはない切り口で
集団戦が描かれていて、それらの中には
他の勝負事に応用できるであろうシーンも散りばめられている。
そして、一つの仮説ではあるのだが
ワールドトリガーで描かれていることを
自らの領域に応用できる人は
総じて、勝負事に強いのではないだろうか。
そして、もう一つの仮説
ワールドトリガーの集団戦であり、乱戦であるが故の独特のツボがある。
このツボは、同様に集団戦もしくは乱戦である競技、例えば、FPS、ボードゲーム 、eスポーツなどなどを嗜む人にズッポリはまるのではないだろうか?
そんな訳で
『ワールドトリガー』読めば勝負事に強くなれるのか?
↓
強くなれる訳ではないけど
集団戦や乱戦、例えばボードゲームなどをやる人はどハマりするはずだから読むべき!!!
以上、現代の兵法の書『ワールドトリガー』読めば勝負事に強くなれるのか?
でした。読んでくださってありがとうございました。