サ道。
サウナーなら知らない人はいない。日本サウナ・スパ協会が認める日本でたった2人のサウナ大使の内の1人、タナカカツキ氏によるサウナーのサウナーによるサウナーのため漫画。サウナを愛する人にとって最高のエンターテイメントであり、実用書であり、聖書と呼ぶ人もいる。そんな『サ道』が今、ドラマ化されている。
声を大にして言いたいのだが、
ドラマ『サ道』はサウナに興味がある人、サウナなんぞやって人、そして、サウナを愛する人には絶対に観て欲しいドラマなのだ。
観るだけで整いそうになるドラマ、それがサ道。
まず、このサ道どんなドラマなのかという話なのだが、主人公ナカタを演じる原田泰造がただサウナに行って、ただ水風呂に浸り、そして、整う。ただ、それだけなのである。
それなのに、観ていてこんなに心地よいドラマがあっただろうか?
孤独のグルメにもあるような観る人に独特の心地よさを与えるのだ。そこに、紆余曲折のあるストーリーは存在しない。映像が、音楽が、訳者さんの演技は目の前のサウナの気持ちよさを伝えることに向かっている。
画像はドラマ『サ道』HPより
ところで、ととのうって?
主にサウナと水風呂での交互浴をすることで得られるリラックス状態を指す。
画像は漫画『サ道』より
サウナについて知れる。サウナを身近に感じれる。
ただこれでは、普段サウナに行かない人にとっては、ただただおじさんの裸を観るだけになってしまう。決して、サ道は観る人を置いてきぼりにはしない。
ドラマの至るところでサウナの入り方や解説、マナーなどが主人公の脳内ナレーションや回想シーンで語られる。
画像はドラマ『サ道』HPより
観ていたらサウナについて知れてしまう、サウナに行きたくなるドラマ。それがサ道である。
現実とのクロスオーバーがたまらない。サウナにもっと行きたくなる。
サ道の魅力をさらに高めているのが、出てくるサウナが全て実在するサウナであり、作中にサウナ水風呂のデータや描写が細かく、更にはオーナーさんも登場してしまう点にある。
現在、放送されている6話まででも
・聖地とよばれるサウナしきじ
・太古の湯グリーンサウナのテントサウナ
・熱波師、エレガント渡会さん、マグ万平さんなどなどサウナ好きにはたまらないエピソードが盛りだくさん。観ているだけで思わず新しいサウナに行きたくなってしまう。
こちらはサウナしきじの水について語られるシーン。画像はドラマ『サ道』HPより
もし、心の中にサウナってなんなんだろう?サウナちょっと行ってみたいかも。そんな気持ちがあるのなら、TVerにて無料で最新話が観れるので是非観てみて欲しい。
tver.jp
個人的に日本で1番自然を感じれるフィンランドサウナについてはコチラ。
momoharu302c.hatenablog.com