いきなりではありますが
現代人は様々な中毒に侵されているとのこと。
ギャンブル依存症、アルコール依存性、ネトゲ依存性. . . . .
かく言う私も
ある依存性に侵されている
『マルコポーロ依存性』である。
ボードゲーム『マルコポーロの旅路』をプレイしたことで日常生活がマルコポーロのことしか考えらなくなり、ボードゲームをしようとしてもマルコポーロのことが頭から離れられなくなる恐ろしい病である。
ここでは依存性になりうるボードゲーム
『マルコポーロの旅路』(以下マルコポーロ)が如何に病み付きになるのかを話させて欲しい。
そもそも、マルコポーロの旅路ってどんなゲーム?
マルコポーロの旅路とは. . . . .
ぶっ飛び能力のキャラクターを従えて
吐きそうになるほどに辛い辛い北京までの道を目指したり、目指さなかったりするゲームです。
一部誤った表現がありましたが
マルコポーロの旅路は基本5つのダイスを用いたワーカープレイスメントのボードゲームになります。
ダイスを資源の獲得、移動、手紙(ミッション)の獲得、お金の獲得、都市のアクションなど様々なマスに配置することで
リソースの取得や支払いが発生します。
持っているダイスを全員使い切ったらラウンド終了。5ラウンド行い勝利点が1番高かった人の勝ち。プレイ時間は2-3時間。
これだけ書くと、よくある重ゲーですが
マルコポーロには病み付きになる魅力があるのです!
病み付きになるマルコポーロの3つの魅力
①各キャラのぶっ飛び能力とそれに反するゲームバランス
マルコポーロの醍醐味と言っていいのが
ぶっ飛んだ各キャラクターの特殊能力。
北京を目指すゲームなのに
北京からスタートするフビライ・ハーン
※ウソではなしい、ズルでもない
サイコロを5つも振るのに1人だけサイコロ出目を全て自由にいじれるウッディーン
※これもウソではないし、ズルでもない。断じて。
人が資源貰う度に、自分も貰っちゃう
タブリーズの商人
こんなんばっかなのである。
キャラ1つ1つのアクの強いこと、強いこと。
そんなアクの強いキャラばかりだと
強いキャラ選んだ勝ちなような気もするが、決してそんなことはない。
うまいことゲームバランスは取られていて、どのキャラクターでもワンチャンがある。
ぶっ飛んだキャラクター、それに反して、繊細に作り込まれたゲームバランス。
それこそがマルコポーロの魅力の1つである。
②辛さ98% 希望2% のクセになる辛さ。
マルコポーロは辛いゲームである。
動くのにも金がいる。
選ぶ道によっては大金や追加のラクダもいる。
資源を得るのにも2番手なら金がいる。
それなら、定期収入を増やせばいいのだが
その定期収入を増やすマスまで移動するのにも金と資源が. . . . .
金も足りないし、ラクダも足りない、それから胡椒も足りないし、金も足りない。
何をするにしても、あらゆるものが足りない。
苦しい。実に苦しい。
ただ、苦しければ苦しい程
その中に少ない資源が噛み合って
移動やアクションができた際の達成感がある。
苦しさと苦しさの中に、積み上がる達成感がある。それがマルコポーロである。
③止まらない止められない圧倒的リプレイ性
一度やってうまくいかなくて
「もう一回!」となって
二度目やって
「あれ?またうまくいかない. . .
けれど、楽しくなってきたからもう一回!」
三度目やるも
「やっぱり、うまくいかないけど
病み付きになってきた!もう一回!」
マルコポーロにはそんなリプレイ性がある。
マルコポーロのリプレイ性を支える要素として
個性が豊かすぎるキャラクターと
プレイする度に変化する盤面にある。
自分が選ぶキャラクターと他で選ばれるキャラクター、そして、毎度変化する盤面で
プレイ感は180度変わってくる。
※キャラクター選択は全7種類のキャクターから人数プラス1枚をランダムで選定し、そこからドラフトでの選択になる。
今回の盤面はお金が手に入りにくそうなので
後乗せ無料マンにしようかとか. . .
盤面の奥の奥スマトラのマスが強そうなので
北京マンにしたら勝てるんじゃないかとか. . .
そこにあるキャラクターと目の前の盤面によって毎度考えることが変わり
その度に、特有のジリジリ感と小さな達成感が積み重なり「またやりたい!」となる。
このリプレイ性こそがマルコポーロである。
ではでは、皆様良きマルコポーロライフを. . . .
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